親知らず治療の手順
さかの歯科の親知らず(おやしらず)の処置手順をご紹介します!
「ちょっと気になるから相談してみようかな」という方は、ご参考下さい!
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手順1:レントゲン写真撮影&診査・診断を行います
まずは、診断のためにレントゲン写真を撮影します。その後、今までの経過や現在の状態などをお聞きし、お口の中を拝見して親知らずの状態、歯肉の状態を確認します。そして、レントゲン写真と診査に基づいて必要な処置を判断します。
ここでのチェックポイント
- 親知らず(おやしらず)を抜歯する必要があるか、そのまま経過観察にするかの判断をします。
- 親知らず(おやしらず)の歯の根元が顎の神経に近くないかどうかを確認します。(安全に処置をするために重要)
- 親知らず(おやしらず)の根っこが二股に分かれていないかどうか(分かれている場合、時間がかかることがある)
- 歯の角度をチェックします(抜く難易度が角度によって変わります)
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手順2:診査・診断に基づいての説明
診査・診断に基づいて、説明を行います。 親知らず(おやしらず)を抜くべきか、経過観察するべきかを説明をさせて頂きます。不安な点や、不明点があればお気軽にご相談下さい。
親知らず(おやしらず)の抜歯の処置を行う場合には、今後の治療の流れや、処置内容と大体の処置時間をお伝えします。症例によっては、この段階で京都大学病院や三菱京都病院へご紹介することとなります。(より安全を期す必要がある難症例の場合には、病院をご紹介します。)
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手順3:歯ぐきや歯の状態を整えます
抜歯を行う前に、まずは歯の消毒や歯ぐきの洗浄を行って、歯や歯ぐきの状態を整えます。虫歯があるときには、歯の消毒を行い、痛みの出ないようにします。また歯ぐきに炎症があると、抜歯をしたときに出血が多くなったり、ばい菌に感染しやすくなるためです。
また、処置後の治りが悪くなる場合があるためです。面倒に感じるかもしれませんが、安全に処置をするためにはとても大切なステップです。
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手順4:当日の体調確認&再度歯ぐきのチェック
抜歯の処置を行う前に、当日の体調確認(気分が悪くないかなど)を行います。
※体調がよくない場合には、無理に治療を行わず後日のご予約をお取りします。体調が問題ないようであれば、再度歯ぐきのチェックを行ってから治療に入ります。
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手順5:痛くない治療のための麻酔
『歯を抜く』と聞いて、最も心配なのが痛みですよね。当然、痛みが出ないように麻酔をしますが、この麻酔自体も痛くないように、さかの歯科では無痛治療をしています。不安があれば、お気軽に院長またはスタッフにお伝え下さい。
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手順6:抜歯の処置
診査診断、清掃状況や体調の確認を終え、満を持して抜歯処置に入ります。症例によりますが、簡単なものだと5分もかからないケースも多くあります。時間がかかる場合でも、20分以内に終わるケースがほとんどです。なるべく患者様の負担が少ないような処置を心がけていますので、どうぞご安心下さい。